お茶の水出しとお湯出しとでは成分は異なる?

お茶の水出しとお湯出しとでは成分は異なる?

お茶には「水出し」と書かれているものもあれば何も書かれてないものがあります。特に夏には「水出し」が好む方もいると思いますが、水出しとお湯だしでは成分や効果などは異なるのでしょうか。それぞれの特性をご紹介します。

水出しの嬉しい効果とは?

水出しの嬉しい効果とは?

暑い夏はゴクゴク飲める冷たいお茶を飲みたいですよね。そんな時に好まれるのが冷水でじっくり抽出した水出ししたお茶。実は、水出しするからこそ嬉しい効果があるのです!

お茶を水出しすると苦味や渋味成分の「カテキン類」や覚醒作用がある「カフェイン」の抽出を抑えてくれます。さらに抽出を抑えることによって、今までお湯だしだとカテキン類・カフェインが強いので、影に隠れる存在だった甘味や旨味成分の「テアニン」が上手に引き出されます

水出しによって、カフェインも抑えられるので、カラダへの負担も少なく、妊婦も安心して飲むことが出来ます。

さらに緑茶には、ビタミンCが多く含まれていますが、そもそもビタミンCのは熱によって壊されやすい成分のため、お湯出しの場合、分解されてしまう可能性があります。実際野菜を10分茹でる場合約50%以上のビタミンCが分解されるとも言われています。

水出しであれば、ビタミンCを維持しながら摂取できるので、シミやニキビ予防や老化防止、コラーゲンの生成などに期待ができます。

また先程水出しに苦味や渋味のカテキン類はほとんど抽出されないと言われましたが、そのかわりに「エピガロカテキン」と言われる別のカテキンが多く抽出されます。同じカテキンでも苦味や渋味を出すのではなく、有害な細菌を食べて殺す免疫細胞の働きを強めて、免疫力を高める効果が期待できるので、風邪予防にも水出しのお茶はおすすめです!

お湯出しの嬉しい効果とは?

お湯出しの嬉しい効果とは?

では、お湯出しだと魅力がないのかというとそうではありません。具体的な成分の効果としては、「エピガロカテキンガレート(EGCG)」と言われるカテキンが多く抽出されます。このEGCGは、一部のがん細胞に働いて、がん細胞の増殖を抑える効果が期待できるのでがん予防にも繋がります。

まとめ

今までは、寒くなってきたから温かいお茶を飲むためにお湯だしして、暑くなったから水出しのお茶にしてと季節によって水出し・お湯出しと変えてきましたが、調べていく内に抽出方法が変わるからこその効果の違いがあるんですね。

もちろん、寒い冬に飲むお湯出しのお茶はカラダを温めてくれるので、季節に固執することなく、自分の体調や気分に合わせて水出し・お湯出しと作っていくのもいいかもしれませんね。

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