日本茶にはどんな種類があるの?

日本茶にはどんな種類があるの?

日本茶の種類についてご紹介します。玉露や煎茶など様々な種類がある日本茶。日本茶は何が自分に合っているか分からない方に向けて、各種類の特徴に加え、普段「緑茶」と言われるものとは何のことなのかも合わせてご説明します。

日本茶?緑茶?

日本茶?緑茶?

一般的に緑茶・日本茶と呼ばれるものは、不発酵茶したもの。不発酵茶とは、摘んだ茶葉をすぐ加熱し、発酵させないようにしてつくるお茶のことです。反対にある程度発酵したものをウーロン茶に、完全に発酵したものは紅茶になります。

また、世間では同じお茶でも緑茶と言ったり、日本茶と言ったりと異なる呼び方をする場合があります。そもそも先程お伝えしたように、発酵しないものを緑茶といい、その中でも日本で作られたものを「日本茶」と呼ばれます

日本では、緑茶が多いので緑茶も日本茶も同意に使われることが多いです。では、その日本茶の中にはどんな種類があるのか見ていきましょう!

日本茶一覧表

煎茶

煎茶

多くの方が飲んでいるとも言える代表的なお茶が煎茶です。煎茶とは、発酵せずにつくられた不発酵茶を蒸した茶葉を揉むことで、繊維をほぐしお茶のうまみ成分を茶葉全体にいきわたらせるお茶。

また煎茶には、数ある緑茶のなかでもがん予防や血中コレステロールの低下などの効能を持つカテキンとビタミンCが一番多く含まれています。

淡泊ながら渋みとコクがあり、さっぱりとさわやかなお茶。

深蒸し煎茶(深蒸し茶)

深蒸し煎茶

深蒸し煎茶は煎茶と違い、普通の煎茶より約2~3時間かけて茶葉を蒸してつくっています。また普通の煎茶に比べてお茶を淹れた際に色が濃く出るのも特徴の一つ。深蒸し煎茶の茶葉は細かくなるため、お茶を淹れる際に茶葉の微粒子が浮遊し、この鮮やかな濃い緑色を作り出しています。
この微粒子には、食物繊維やβカロテン、ビタミンE、ミネラルも含まれてますので深蒸し煎茶を飲む際は、ぜひ湯呑みの底に溜まった茶葉も一緒に飲みましょう。

長く蒸すことで渋みが抑えられ甘みが増します。そのかわり他のお茶と比べて香りは弱くなります。

玉露

玉露

煎茶と玉露も製造方法は同じですが、栽培方法が異なります。煎茶は、新芽が出てから摘み取りまでずっと日光を浴びて育てます。対して、玉露は新芽が出始めもしくは、茶摘みの3週間前ぐらいから茶葉を覆いで遮って日光を遮断します。

またこの遮断率も時期によって異なり、最初は遮断率70%前後からスタートして茶摘み前までには90%以上の遮断率でじっくり育てていきます。このように、玉露は煎茶より栽培方法が手間がかかるため、高級茶とも言われます。

強い甘みと旨味が醸し出す、ノリの香りに似た独特の「覆い香」があります。

かぶせ茶

かぶせ茶

かぶせ茶も玉露と同じく日光を遮って育てるお茶のことを言います。玉露と異なる点は、玉露の方が被覆期間が20日前後と長くなっています。

玉露より甘みや旨味は少ないですが、煎茶よりも風味が穏やかで渋いお茶が苦手な方にはおすすめです。

蒸し製法 玉緑茶(たまりりょくちゃ)

蒸し製法 玉緑茶

途中まで煎茶の工程と変わりませんが、最後に形をまっすぐに整える精揉の工程がないため、茶葉の形がグリグリっと丸い仕上がりになります。この形状から伊豆地方の独特な呼び名で「ぐり茶」とも言われ、その呼び名が次第に全国にも広がっています。

渋みが少なく、まろやかなお茶。

抹茶

抹茶

甜茶を白臼もしくは微粉粉砕で挽いたものを抹茶と言います。お菓子やアイスクリーム・デザートなど様々な商品の原料にも使われているもの特徴です。

こっくりとした舌触りの中に旨味と渋みが詰まっています。

番茶

番茶

番茶とは一般的に「摘採期、品質、地域などで外れたもの、低級品の緑茶」のことを指します。低級品と聞くと印象がよくないですが、味はさっぱりして苦味もなく非常に飲みやすく、全国的にも有名なお茶です。

さっぱりとして苦味や刺激も少ないため、胃に優しくペットボトルの原料として使われることも多い

ほうじ茶

ほうじ茶

ほうじ茶とは、煎茶あるいは番茶をきつね色になるまで強火で炒った再加工茶です。強火で炒ることでカフェインが昇華し、香ばしさとすっきりとした軽い味になります。
特徴は焙じているかどうかですが、地域によっては番茶のことをほうじ茶と呼ぶケースもあるので、注意しましょう!

香ばしい香りが口の中に広がり、すっきりとした味

玄米茶

玄米茶

ほうじ茶と同じく再加工茶ですが、異なる点が水に浸した後、炒った玄米も一緒に加えていることです。玄米が入っていることで、カフェインが少なくお子様やお年寄りの方にもおすすめしやすいお茶です。

玄米の香ばしい香りが口の中に広がり、すっきりとした味

釜炒り玉緑茶(かまいりたまりょくちゃ)

釜炒り玉緑茶

蒸し製法とは異なり、蒸さずに釜で炒って加熱する製法のお茶。蒸し玉緑茶と同様グリっとした形状が特徴なので、「カマグリ」とも呼ばれます。

渋味が少なく、香ばしい釜の釜香とすっきりとしたお茶。

まとめ

一口にお茶といっても色んな種類がありますね。それぞれの栽培方法や製法も異なるため、色んな味わいが楽しめるのも日本茶の特徴でもあります。

これから日本茶を飲む習慣にしたい方や何が自分に合うお茶か分からない方にこそ、それぞれのお茶の特徴や味・香りから自分好みのお茶を見つけてみてくださいね!
またお茶屋さんの中には、色んな種類をお試しできるようなセット販売をされているところもあります!いきなりお茶を1袋買うのは抵抗あるなぁって方にこそおすすめですよ!

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